南野拓実、PKキック成功がSNS話題「W杯と全然違う」 アルゼンチン“最優秀GK”へ豪快弾「自信満々」
リバプール時代のFAコミュニティ・シールドで決めたPKキックに再脚光
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のベスト16でクロアチア代表にPK戦の末に敗れ、初のベスト8入りを逃した。PK戦では3人のキッカーが失敗。そのうちの1人だったMF南野拓実(ASモナコ)が、イングランド1部リバプール時代に見せていたPK成功シーンがSNS上で再脚光を浴びている。
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8強進出を懸けたクロアチアとの一戦は、1-1のまま迎えた延長戦でも決着が付かず、勝負の行方はPK戦へと委ねられた。先攻の日本は南野、MF三笘薫(ブライトン)、DF吉田麻也(シャルケ)が失敗したのに対し、クロアチアは3人が成功。PKスコア1-3で敗れ、日本サッカー史上初のベスト8入りは叶わなかった。
挙手制で順番が決められたというPK戦で、1番手を担った南野。このクロアチア戦ではシュートコースを読まれGKドミニク・リヴァコヴィッチのセーブに遭ったが、SNS上ではかつてリバプール時代にPKを成功した場面に改めてスポットライトが当てられ、豪快なキックでゴールネットを揺らした場面が注目されている。
そのシーンが見られたのは2020年のFAコミュニティ・シールドのPK戦だ。前シーズンのFAカップ王者アーセナルとプレミアリーグ王者リバプールが対戦したこの一戦で、リバプールは先制を許すも、後半28分に南野の加入後初ゴールで1-1の同点に追い付く。90分で決着が付かず、迎えたPK戦でアーセナルに敗れたなか、南野は4人目のキッカーとして登場した。
相手ゴールを守っていたのは、カタールW杯を制したアルゼンチン代表のゴールマウスを守り、大会最優秀GKに選ばれた当時アーセナル所属のGKエミリアーノ・マルティネス。ペナルティースポットにボールを置いた南野は、鋭い眼光をマルティネスに向けながらうしろに下がり、助走をつけて右足で放ったシュートを豪快にゴール真ん中へ突き刺した。
クロアチア戦のキックと大きく異なったことからSNS上では「W杯と全然違う」「このキックをW杯でみせてほしかった」「助走で入りそう」「この時は自信満々」「かなり足振り切ってる」などといった違いを指摘する声が続々。一方で、このコミュニティ・シールドがコロナ禍の影響により無観客で行われていた点もあり、「無観客だしなぁ」「観客の有無でプレッシャーとか重みの感じ方違う」「W杯は圧が違う」「やっぱW杯重圧が掛かるんよな」との指摘も寄せられるなど、反響が寄せられていた。