鮮やかな連携から原口が技ありの2戦連続弾! 日本がイラクに幸先良く先制

右サイドを本田と清武で崩し、原口がバックヒールで決める

 日本代表FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が、慣れ親しんだスタジアムで華麗な一撃を決めて大観衆を沸かせた。6日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節イラク戦(埼玉スタジアム)で先発出場した25歳は、前半26分に右サイドからのMF清武弘嗣(セビージャ)の折り返しに右足のヒールで合わせて、W杯最終予選2試合連続ゴールを決めた。

 序盤から一進一退の緊迫した攻防が続いていたゲームを動かしたのは、日本らしい流れるような連携から生まれた一撃だった。背番号10のMF香川真司(ドルトムント)に代わってトップ下で先発出場の清武が、自陣から持ち上がると右サイドのFW本田圭佑(ACミラン)に展開。清武は本田の背後を駆け上がるとリターンパスを受け、グラウンダーのクロスをニアサイドに送った。逆サイドから走り込んだ原口がバックヒールで流し込んでネットを揺らした。

 原口は9月6日のタイ戦に続く2試合連続ゴールで、代表通算4得点目。15年6月に代表初ゴールを挙げた縁起のいいイラクを相手に、貴重な先制点を決めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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