アーセナル冨安、ハムストリングの張りで非公開の練習試合を欠場 英紙言及「アルテタは危険に晒したくないと…」
W杯からチームに合流後、ユベントス戦、ルートン・タウン戦と欠場
イングランド1部アーセナルはプレミアリーグ再開に向け、現地時間12月21日に英2部ルートン・タウンと非公開の練習試合を行った。カタール・ワールドカップ(W杯)参戦組のイングランド代表MFブカヨ・サカやブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリらが出場した一方で、日本代表DF冨安健洋は引き続き欠場したという。英紙「エクスプレス」が報じた。
冨安はカタールW杯で、グループリーグ第2戦のコスタリカ代表戦を除く3試合に出場。決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表に敗れたあと、アーセナルに合流していた。しかし、現地時間12月17日に行われたユベントスとのテストマッチ(0-2)は欠場していた。
さらにアーセナルは21日にルートン・タウンと非公開での練習試合(0-0)を行ったが、冨安はこの試合も欠場したという。冨安のほかにも主力の欠場が目立っていたなか、「エクスプレス」紙は次のようにレポートしている。
「キーラン・ティアニーは0-2で敗れた土曜日のユベントス戦でプレーしたが、ルートンとの試合には出場しなかった。W杯期間中のフレンドリーマッチをすべて欠場しているオレクサンドル・ジンチェンコもやはり欠場となった。アーセナルはティアニーに怪我はなく、休養であることを認めている。ジンチェンコは軽いふくらはぎの怪我から依然リカバリー中だ。
ユーベ戦に続いてハムストリングを負傷したリース・ネルソンはプレーせず。ティアニーと同じく、冨安健洋も休養した。日本のスターはオールド・レディ(ユベントス)戦はハムストリングの張りによって欠場。公式戦の再開を前に、アルテタは明らかに彼を危険に晒したくないと考えている」
冨安の負傷は深刻なものではないようだが、リーグ戦再開を前にミケル・アルテタ監督は負傷を再発させないよう十分に気を使っているようだ。昨シーズンも冨安は序盤戦で大活躍した一方で、後半戦は怪我との戦いを余儀なくされていた。
アーセナルは現地時間26日にプレミアリーグ第17節でウェストハムと本拠地で対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)