2026年W杯の日本代表メンバーをOBが大予想 若返りを図る守備陣、軸が欲しいFWの顔ぶれは?
4年後は万能型ストライカーの上田綺世が軸か
【FW】
カタールW杯では、森保ジャパンを牽引してきた大迫勇也(ヴィッセル神戸/32歳)が外れ、スピードに特化した浅野拓磨(ボーフム/28歳)と前田大然(セルティック/25歳)、万能型の上田綺世(セルクル・ブルージュ/24歳)と町野修斗(湘南ベルマーレ/23歳)という顔ぶれでした。
上田は先発出場したコスタリカ戦で結果を残せず、前半45分のみのプレーでしたが、身体の強さやシュートセンスは特筆すべきもの。彼が中心となってポジション争いが繰り広げられほしいところです。もし、今大会のドイツ戦やスペイン戦のような戦いをするなら、前田タイプは4年後もチャンスは巡ってくると思います。中島大嘉(北海道コンサドーレ札幌/20歳)は体格に恵まれていて、Jリーグでも才能の片鱗を見せていますけど、国内でアンストッパブルかと言えばまだ粗削りでそのレベルに至っていない。海外では彼のようなタイプはゴロゴロいるので、規格外をさらに突き抜けてくれると期待したいです。
(FOOTBALL ZONE編集部)
栗原勇蔵
くりはら・ゆうぞう/1983年生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。