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マンCが狙う20歳MFバークリーの移籍金は109億円に設定か
「ルーニー2世」として注目を浴びるバークリー
マンチェスター・シティが獲得に乗り出しているエバートンのイングランド代表MFロス・バークリー(20)の移籍金が6000万ポンド(約109億円)にまで達すると地元メディアが報じている。マンチェスター・C側が移籍金の通達を受けたことを英地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースが報じている。
昨年9月に19歳の若さでイングランド代表デビュー。ウェイン・ルーニーと同じエバートンのアカデミー出身であることから「ルーニー2世」と期待されるバークリーは今季開幕前エバートンと4年契約を延長したばかりだった。
マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーも獲得に興味を持っているが、マンチェスター・Uは昨季デイビッド・モイーズ元監督とベルギー代表MFマルアン・フェライニを引き抜いたことで、関係が悪化しているという。
記事では、マンチェスター・Cがここにきてコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレのパフォーマンス低下により、争奪戦に本腰を入れ始めているとした上で、今季無冠に終わった場合、解任必至のマヌエル・ペレグリーニ監督も来年1月の移籍市場での補強が必要不可欠だとしていると報じている。
同紙によると、バークリーに設定された6000万ポンドの移籍金はプレミアのクラブ間でのイングランド人選手の移籍金としては史上最高額。これまでの最高額は02年にリーズからマンチェスター・Uに移籍したDFリオ・ファーディナンド(QPR)の3580万ポンドだったという。
「メディアが僕とウェインを比較するのは自然だと思う。どちらもエバートンのユース出身で、しかも、イングランド代表でプレーしている。でも、僕はその比較は好きではない。彼はすごく助けてくれる。僕が代表に選ばれた時にすぐにそばにいてくれて、うまくチームに入れるようにしてくれた。すごく感謝している。小さい頃からウェインのようになりたかったけどね」
そう話しているバークリー。ルーニーの後継者とされる新鋭の去就に大きな注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images