選手要望で代表ミーティング“1時間→30分”に短縮! GK西川は信頼を寄せ「監督もトライしている」
UAE戦の調整法でミスを認めたハリル監督 選手側から長谷部を介して指揮官に要望
日本代表GK西川周作は、6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦に向けて「選手の要望を監督は聞いてくれたし、信頼を感じます」と、バヒド・ハリルホジッチ監督と選手たちの信頼関係を強調した。
先月29日のメンバー発表会見で話題になったのが、多くの海外組が直前合流になるなかでの調整過程だった。ハリル監督は「時差の関係で、ビデオミーティングの間に寝ている選手がいた。身体が疲労しているなかでやりすぎかと思ったが、疲労しているところにさらに疲労を与えてしまった」と、9月のW杯最終予選初戦のホームUAE戦に臨む調整法に関して自らのミスを認めていた。
選手たちもそうした状況に対して、キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)を介してハリル監督に要望を出したという。そして、今回に関しては大きな変化を見せたと西川は証言している。例えば、ミーティングの時間は「1時間ほどやっていたものが30分になった。短い時間でポイントを押さえてくれた」と、より短時間で集中したものに変わったという。そこにハリル監督の信頼を感じると話した。
「ここ数日で、(海外組は)時差があったり、コンディションのばらつきがあるなかでも、監督が考えて調整してくれています。非常にシンプルになったと思いますね。ミーティングの時間や回数もそうです。選手の負担にならないように、監督自身も考えてトライしてくれている。選手も集中して、頭も体も良い状態で臨めると思う。選手の要望を監督は聞いてくれたし、信頼を感じます」
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