【W杯】FIFA発表の最終ランキング、日本と韓国の“順位差”の理由に韓国メディア言及「なぜ違うのか」

ともにベスト16で敗れた日本と韓国【写真:ロイター】
ともにベスト16で敗れた日本と韓国【写真:ロイター】

勝敗、得失点差、総得点も加味されて順位決定

 カタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチン代表の36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。そのなかで、国際サッカー連盟(FIFA)は、W杯出場全32か国の最終ランキングを発表。日本は9位となったなか、同じ決勝トーナメント1回戦で敗退となった韓国代表の母国メディアは、日本と順位に差がついた理由について説明している。

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 ランキングでは大会を制したアルゼンチンが1位。以下4位までは3位決定戦の結果を見ても明らかだが、5位以下は勝敗、得失点差、総得点が加味される。ドイツ代表やスペイン代表とW杯優勝経験国を破った日本は、9位とトップ10入り。決勝トーナメント1回戦で敗退した国の中でトップに立つことになった。

 ベスト8の中ではオランダ代表が最上位の5位、グループリーグ敗退の中ではドイツが最も高い17位となった。

 韓国メディア「マネートゥデイ」は「韓国W杯最終成績16位…同じ16強で日本は9位、なぜ違うのか」と見出しを打ち、今回のランキング結果をピックアップしている。

「ベスト16で敗れた国々は9~16位だ。日本、セネガル、オーストラリア、スイス、スペイン、アメリカ、ポーランド、韓国の順になった。日本は4試合で2勝1分1敗と、8か国の中では最も遵守された戦いを見せた。日本はグループ1位で決勝トーナメント進出を果たし、1回戦では強豪クロアチア(最終順位3位)と1-1で延長戦まで戦い抜き、PK戦で1-3と敗れた。韓国は16位だ。ブラジルに1-4で敗れ、最終成績は1勝1分2敗、総得点5、総失点8、得失点差-3だった。それでも16強に入らなかった国々よりはいい」

 2026年に開催される次回大会では、どのような順位変動が起こるだろうか。

 FIFAが発表したカタールW杯最終ランキングは以下のとおり。

1位:アルゼンチン/4勝2分1敗/得失点+7
2位:フランス/5勝1分1敗/得失点+8
3位:クロアチア/2勝4分1敗/得失点+1
4位:モロッコ/3勝2分2敗/得失点+1
5位:オランダ/3勝2分/得失点+6
6位:イングランド/3勝1分1敗/得失点+9
7位:ブラジル/3勝1分1敗/得失点+5
8位:ポルトガル/3勝2敗/得失点+6
9位:日本/2勝1分1敗/得失点+1
10位:セネガル/2勝2敗/得失点-2
11位:オーストラリア/2勝2敗/得失点-2
12位:スイス/2勝2敗/得失点-4
13位:スペイン/1勝2分1敗/得失点+6
14位:アメリカ/1勝2分1敗/得失点-1
15位:ポーランド/1勝1分2敗/得失点-2
16位:韓国/1勝1分2敗/得失点-3
17位:ドイツ/1勝1分1敗/得失点+1
18位:エクアドル/1勝1分1敗/得失点+1
19位:カメルーン/1勝1分1敗/得失点±0
20位:ウルグアイ/1勝1分1敗/得失点±0
21位:チュニジア/1勝1分1敗/得失点±0
22位:メキシコ/1勝1分1敗/得失点-1
23位:ベルギー/1勝1分1敗/得失点-1
24位:ガーナ/1勝2敗/得失点-2
25位:サウジアラビア/1勝2敗/得失点-2
26位:イラン/1勝2敗/得失点-3
27位:コスタリカ/1勝2敗/得失点-8
28位:デンマーク/1分2敗/得失点-2
29位:セルビア/1分2敗/得失点-3
30位:ウェールズ/1分2敗/得失点-5
31位:カナダ/3敗/得失点-5
32位:カタール/3敗/得失点-6

(FOOTBALL ZONE編集部)



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