本田が帰国後も展開した“ブーイング批判” 「ミラニスタに提言」と伊メディアでも話題に

日本代表練習後に発した持論がイタリアでも報じられる

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、4日に行われた日本代表のトレーニング後に、ミランサポーターによるチームへのブーイングについて持論を語ったことが、イタリアの現地メディアでも取り上げられている。イタリア国営放送「RAI」が本田の発言を配信したことで、各メディアで報道が相次いだ。

 本田はミランが1-3のビハインドから3点を奪って4-3の逆転勝利を飾った1日のサッスオーロ戦で、ベンチ入りしたものの出番なく試合を終えたが、試合後のミックスゾーンではミランサポーターに対する持論を展開していた。

「1-3になった場面でサポーターは、(選手たちを)サポートできないのかなというのが印象的でしたね。やはりブーイングを浴びせてしまうし、これはすごくイタリアにとって、(チームが)負けている時に、逆に温かくすることは悪なのか? それが僕には一つ理解できない。最終的にはまた家族みたいに戻るでしょ?」

 それを受けて4日のトレーニング後に、あらためてサポーターとの関係性を語った。

「日本では基本的にブーイングがない。ミランではそれがありすぎる。そして、それがダメだと思っている。負けている試合では、彼らは完全に見放す。そこに愛情は感じられない。だけど、勝てばアッという間に家族に戻る。結局、数字の問題だけなのかと。これはミランだけでなくイタリア全体がそう。結果にだけしか興味を持たない」

 

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