【W杯】ムバッペの同点弾と何が違う? 元英代表FWの“ジョーク投稿”が話題「これが英国のユーモア」
クラウチ氏が現役時代に放ったボレーシュートの画像を公開
カタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間12月18日に決勝戦が行われ、アルゼンチン代表がフランス代表にペナルティーキック(PK)戦の末に勝利し、36年ぶり3度目の優勝を果たした。敗れたフランスだが、エースのFWキリアン・ムバッペがW杯の決勝では史上2人目となるハットトリックを達成。強烈なインパクトを残した。そうしたなかで、元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏がムバッペのゴールについてツイートし、大きな反響を呼んでいる。
ムバッペはこの試合、2つのPKを含む3得点でフランスの全ゴールを叩き出した。特に後半36分に決めた同点弾は鮮烈で、FWマルクス・テュラムが頭でつないだ浮き玉のパスから強烈な右足のボレーシュートをアルゼンチンゴールに叩き込んだ。
このゴールに反応したのがクラウチ氏だ。自身のツイッターで「ムバッペは素晴らしいけど、私は2006年にこれをやっていたよ」とムバッペと瓜二つの体勢でボレーシュートを放つ現役時代の写真を自慢気に投稿した。
クラウチ氏といえば身長2メートルを越える長身FWながら、ボレーシュートやオーバーヘッドキックも難なくこなす身体能力の高さを誇ったストライカー。このシュートシーンは2006年のドイツW杯、トリニダード・トバゴ戦での一幕だ。しかし、ムバッペが難しい体勢からのボレーシュートを得点に結びつけたのに対し、実はクラウチはMFデイビッド・ベッカムのクロスからフリーで放ったこのシュートを大きく枠外に飛ばしていたのだ。
しっかりとオチのついたジョークツイートは多くの反響を呼び、ファンからは「これが英国のユーモア」「おもしろすぎ」「ツイート・オブ・ザ・イヤーの候補」といったコメントが寄せられている。
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