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インテル、マンチーニ新監督の就任を発表 トヒル会長「マンチーニ以外の名前は思いつかなかった」
6年ぶりにインテル監督に復帰
DF長友佑都の所属するインテルがワルテル・マッツァーリ監督を解任し、ロベルト・マンチーニ新監督が6年ぶりに復帰することが決まった。インテルが正式発表した。
今季9位と低迷するインテルはマッツァーリ監督の去就問題が浮上していたが、エリック・トヒル会長は衛星放送「スカイ・イタリア」の番組で「モラッティやクラブ幹部と電話で会談し、変化が必要だという総意に達した。話題は誰が最高の人材か、イタリア最高の監督か、に集中した。マッツァーリには感謝しかない」と状況を説明した。
マンチーニ監督との契約期間は2年半で2年間の契約延長のオプションを持つ。新監督の選出の理由について会長は「すべては1日で決まった。マンチーニ以外の名前は思いつかなかった。マンチーニはすでにインテルを知っている。インテルのために彼を選んだ。我々には新鮮な空気が必要だった。違う雰囲気でプレッシャーを軽減する必要があった」と語っている。
2004年から08年までインテルを指揮したマンチーニ監督はセリエA3連覇を達成したが、欧州CLでの不振などから解任された。09年にプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティの監督に就任し、11年シーズンにリーグ優勝を達成。昨年はガラタサライを率いていた。
「マンチーニは熱意あふれる計画に賛同し、クラブの経済状況も理解してくれている。限界はあるものの、彼の助言に従い、補強を進めたいと思う。ファンには監督と選手と彼らの仕事をサポートしてもらいたい。チーム一丸となり、サポーターのために偉大なクラブのような戦いを見せる」とトヒル会長。まずは23日のACミランとのダービー戦に全力を尽くすことを誓った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images