前半はアルゼンチンが2-0リードも、後半にフランスが同点に追い付く

　現地時間12月18日のカタール・ワールドカップ（W杯）決勝でアルゼンチン代表対フランス代表が対戦。「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM（ゼネラルマネージャー）を担当し、この試合の解説を務めるMF本田圭佑は、フランス解説席の様子を“実況”している。

　アルゼンチンは1986年メキシコ大会以来3度目の、フランスは前回大会に続く3度目の優勝を目指す一戦。アルゼンチンは序盤から優勢に試合を進め、FWリオネル・メッシ、MFアンヘル・ディ・マリアのゴールで2-0とリードして前半を終えた。

　アルゼンチンは後半も1対1の強さをベースに安定した試合運びを見せていたなか、本田は「アルゼンチンの守備、すごないですか？」と絶賛。「いやいやいや。ロメロとオタメンディ、大会前は弱点として、優勝できないんじゃないかって言われていた。蓋開けてみたら完璧に抑えてますよ」と驚きを示した。

　そして、話題は流れに乗れないフランスに移り、「僕の横の解説者の人、フランスの人たちなんです。えげつないっす、冷め具合が」と“現地情報”を提供。寺川俊平アナウンサー（テレビ朝日）が「表情を見てもそうかもしれませんね」と同調すると、「めっちゃ怖い。（フランス代表監督のディディエ・）デシャンより怖い顔してる」と語っている。

　しかしその後、フランスはFWキリアン・ムバッペがわずか1分で2ゴールを挙げて同点。「サッカーファンとしてこんな面白い試合ないですよ」としつつ、「もういいでしょ。」フランスのサポートは僕。もうメッシ推しで行かせてもらいますよ！」と宣言していた。