インザーギ監督、目指すはミランでの長期政権 「ファーガソンのようになれたら」

「今歩んでいる道は正しい」

 

 昨季ミランは8位に終わり、欧州のカップ戦出場権を失ったが、今季は序盤から勝ち星を積み重ねた。現在、4試合で勝ち星から遠ざかり、7位まで順位を下げたが、インザーギ監督の信念は揺らいでいない。

「今歩んでいる道は正しい。スクデットを獲得できるようなチームに戻らなければならない。デ・シリオとエルシャラウィは我々の未来の最も優秀な選手たちだ」

 指揮官はそう話し、イタリア代表の若手コンビに大きな期待を寄せている。

 23日には指揮官として初めてのダービーを迎える。

「僕が選手で初めてダービーを経験したのは2001-02年シーズンの(トルコ人監督のファティ)テリム監督だった。ヘディングでゴールを決めた。チームに何を言うか? 対戦の時にはあまり話はしない。ダービーの準備はできている。クラブは1月に(補強で)助けてくれる」

 ダービー戦でティフォシ(イタリア語でサポーター)を歓喜に導いてきた英雄が今度は監督としてミランに栄光をもたらすつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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