インザーギ監督、目指すはミランでの長期政権 「ファーガソンのようになれたら」

 

ベルルスコーニ会長も20年の指揮を要望

 

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督がかつてマンチェスター・ユナイテッドを率いた名将、アレックス・ファーガソン氏のような長期政権を目標に掲げた。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 今季トップチームの監督に初めて就任した“スーペルピッポ”は昨季不振だった日本代表FW本田圭佑を今季6得点2アシストの活躍に導くなど、その手腕は光る。

「ベルルスコーニからは長く残って欲しいと言われている。ファーガソンのようになれたらいい。ベルルスコーニは(ミラン監督として)“20年いてほしい”と言っている。僕はこのアイデアを気に入っている」

 インザーギ監督はこう語っている。

 ファーガソン氏は1986年から昨年5月まで27シーズンにわたってマンチェスター・Uを指揮。インザーギ監督はその名将と同じように長期間ミランを指揮することを望んでおり、ベルルスコーニ会長もセリエAで異例の「20年政権」の実現を期待しているという。

 大きな野望を胸に秘めるインザーギ監督はストイックな日々を送っているようだ。

「ミラネッロに10時間いる。でも僕は自分に厳しい。もっとできたのではないかと常に反省を繰り返している。今は順位は見ない。12月に1回、清算する。ヨーロッパでも主役にならなければならない」

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