中国、W杯ベスト16の日本に羨望の眼差し 「我々は一貫性がなく、時間を無駄にしている」
カタールW杯でベスト16に勝ち残った日本の成功は「少しずつ歩んできた結果」
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のグリープリーグでドイツ代表、スペイン代表とW杯優勝国を破り、ベスト16に勝ち進む快進撃を見せた。多くの感動を呼んだなかで、中国メディアが「中国サッカーは日本に何を学ばなければいけないのか?」と取り上げ、その模様を韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」も伝えている。
日本はドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表という“死の組”とも言われるグループEに入ったなか、ドイツとスペインを破って2勝1敗で首位通過。決勝トーナメント1回戦で前回大会の準優勝国クロアチア代表にPK戦の末に敗れたが、勇敢な戦いぶりは世界から称賛を浴びた。
記事では、「日本サッカーがW杯で成功したことに中国が熱視線を送っている」と綴り、中国のタブロイド紙「環球時報」が「中国サッカーは日本に何を学ばなければならないのか?」と題した、日本の成功と中国の後退について触れた内容を伝えている。
「日本はW杯でドイツとスペインを立て続けに破り、グループリーグを首位で突破した。日本の成功は一夜で辿りついたものではなく、少しずつ歩んできた結果だ。中国は習近平(シュウ・キンペイ)主席の指示でサッカー発展を掲げたが、W杯本選出場は2002年の日韓大会のみだ。中国では5人のうち1人がサッカー好きだというデータがあるほど人気は高いが、中国代表チームの強化方針は一貫性がなく、時間を無駄にしている」
反省の念を込めて問題点を指摘した中国は、カタールW杯最終予選で日本とも対戦したが、今後サッカー界はどのような道を進んでいくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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