【W杯】フランス戦観戦のモロッコサポーター、ゴミ拾いの“きっかけ”に言及 「日本に影響を受けて始めた」

フランス戦の観戦に訪れたモロッコサポーター【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
フランス戦の観戦に訪れたモロッコサポーター【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

フランス戦で清掃活動を行っているグループにも遭遇できずも…

 カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝が現地時間12月14日に行われ、初のベスト4進出を果たしたモロッコ代表とフランス代表が対戦した。試合は2-0で前回大会優勝のフランスが勝利し、快進撃を見せてきたモロッコは3位決定戦へ回ることになった。

 モロッコのファンは、日本のサポーターと同様に試合後のスタンドでゴミ拾いをすることで日本でも話題になっていた。この日も行われるかと思われたため、試合後にモロッコの最も熱狂的なサポーターがいたゴール裏を中心にスタンドを回ってみたが、残念ながら、この日はゴミ拾いを行っているサポーターの姿を見つけることはできなかった。

 それでも、代表者を探しているなかで、モロッコのサポーターに日本から来ていることを伝えると、ある女性サポーターは「今日は試合に負けちゃったから、やっていないのかもね。私たちは、あなたたちから影響を受けてゴミ拾いを始めたのよ」と、日本代表の試合後の日本サポーターの様子を見て、自分たちもやるようになったと証言していた。

 モロッコサポーターの一部は、日本代表のサポーターの影響を受けて、試合後の清掃活動を行っていることは間違いなさそうだ。

(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)

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