【W杯】「韓国代表も日本をうらやむ」 “欧州組”を巡る日韓の違いに海外注目「新しい方向を模索しなければ」
カタール大会で日本代表が存在感 「キム・ミンジェも認めた」と報道
カタール・ワールドカップ(W杯)で韓国代表としてプレーしたDFキム・ミンジェ(ナポリ)が「日本がうらやましい」と語ったことを受けて、韓国メディア「STN Sports」は「韓国サッカーも新しい方向を模索しなければならない時だ」と伝えている。
キム・ミンジェはカタールW杯でドイツ代表(2-1)やスペイン代表(2-1)を撃破し、驚きを提供した日本代表に言及。大会メンバー26人中19人が欧州組で構成された日本に対して韓国は欧州組8人にとどまり、「日本がうらやましい」と発言した一方、海外組が増えない状況の改善を訴えている。
記事では「キム・ミンジェも日本の欧州組の力を認めた。韓国サッカーも新しい方向を模索しなければならない時だ」と注目し、カタールW杯で下馬評を覆した日本の歩みも紹介している。
「日本は今回のW杯で欧州の強豪ドイツ、スペインと同じ組に組まれ、ベスト16入りは難しいだろうという意見が支配的だった。しかし予想を覆し、ドイツとスペインを破り、グループ1位で堂々とベスト16入りを果たした。16強でクロアチアとPK戦の接戦で敗れ準々決勝進出は消え去ったが、日本サッカーの底力を十分にアピールした大会だった」
そうしたなかで「韓国代表の守備の要であるキム・ミンジェも日本代表を認め、うらやんでいる」と指摘。欧州組が次々誕生し、戦力の底上げが進む日本の状況を受けて、「韓国選手が欧州に進出するのはシステム上の困難もあるが、新しい方向を模索し、改善しなければならない段階にきていることは明らかだ。ちょうど日本がそうしてきたように」と結んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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