リバプール、南野の“後継者”獲得へ? 英メディア指摘「上位互換としてスカッドに深みを…」
南野は夏にモナコへ「いまだに後継者を見つけられていない」
日本代表MF南野拓実は今夏、イングランド1部リバプールからフランス1部ASモナコに移籍した。チームにおける役割の“後継者”がついに見つかりそうだと、英メディアは報じている。
リバプールは今夏、南野だけでなくセネガル代表FWサディオ・マネ(→バイエルン・ミュンヘン)、ベルギー代表FWディボック・オリギ(→ACミラン)とFW陣を一気に放出。ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得したが、前線の駒不足が指摘されてきた。
リバプール専門サイト「リバプール・コム」は「リバプールは“南野の上位互換”となる3400万ポンド(約57億円)のターゲットをバーゲンセールで獲得できるかもしれない」と見出しを打ち、南野の“後継者問題”に言及。「リバプールは夏の移籍市場で南野を放出したが、いまだに後継者を見つけられていない」として、次のように伝えている。
「マネの穴はヌニェスで埋めているが、南野とオリギの穴は埋まっていない。リバプールは新たなアタッカーを探している。冬か夏かは定かではないが、候補の一人はナポリのイルヴィング・ロサーノだ」
記事では、ロサーノが来夏にクラブを離れる可能性があるというイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の記事を引用し、獲得の可能性に言及。「主に右サイドでプレーするが、モハメド・サラーの主戦場でもあり、ファーストチョイスである必要はない。しかし、南野の上位互換としてスカッドに深みを与えてくれる」と展望した。
そして、赤字経営となっているナポリにとってロサーノのサラリーをカットできることはプラスになるとして、「格安で獲得できる可能性がある」と指摘。「クロップ監督にとって前線の4~5番目の選択肢として、南野よりも優れた存在になり得る」と結んでいる。
リバプールではレギュラーの座をつかめなかった南野だが、その“穴”は今でも懸案事項として現地メディアで論じられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)