代表チームは外国籍監督が率いるべき? 仏記者は森保監督の続投を支持「代える理由は見当たらない」
イングランド特有の事情は「島国で情報が入ってこないことがある」
イングランドが外国人監督を招聘するのには、特殊な理由があると考えているようだ。「特にイングランドは島国で情報が入ってこないことがある」と言い、現在のイングランドは、「ガレス・サウスゲート監督は、ドイツやフランスの若手育成からヒントを得ていると話していた。それによって、フィル・フォーデンやマーカス・ラッシュフォード、デクラン・ライスといった選手が育ってきた。監督は時々、国外からヒントを得て、新たなアイデアに触れ、自分たちの国に何が足りないかを考えているんだ」と、他国から学んでいると話した。
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今回のW杯で日本代表の戦いぶりも追っていたというフレデリック記者は、「この大会を見た限り、彼(森保監督)を退任させる理由は見当たらない。だが、私よりも日本のサッカーについてよく知っている人が何か問題点を感じていて、もっとチームを成長させることができ、ベターな状況にできる人がいるのであれば、交代する時なのかもしれないね」と語った。
「そこは私には分からないが、W杯で私が見た限りでは、彼は素晴らしい判断をしていた。いいプレーをして、途中出場した選手たちも機能し、戦術と戦略も良かった。そして結果も出ている。スペインの監督を追われたルイス・エンリケとは、状況が違うと思う。絶対に監督を代えなければいけない理由は、まったく見当たらない」
世界最高峰の舞台で、ドイツ、スペインという強豪を破る結果を残し、日本サッカーのいい印象を残した森保監督は、2023年以降も日本代表を率いることとなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)
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