【W杯】「感情的な瞬間」 モドリッチに送られた“拍手喝采”に英メディア注目「彼はそれに値する」

モドリッチは後半36分に途中交代【写真:ロイター】
モドリッチは後半36分に途中交代【写真:ロイター】

クロアチアはアルゼンチンに0-3で敗戦 モドリッチは後半36分に途中交代

 カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝アルゼンチン代表対クロアチア代表が現地時間13日に開催され、アルゼンチンが3-0で勝利を収めて決勝進出を決めた。クロアチア代表MFルカ・モドリッチに対するスタジアムの反応が注目を浴びている。

 試合は終始アルゼンチンが主導権を握った。試合は前半32分、PKからFWリオネル・メッシが沈めてアルゼンチンが先制。さらに前半39分、カウンターからFWフリアン・アルバレスが追加点を奪って2-0とリードを広げて前半を折り返すと、後半24分にはメッシの突破から再びアルバレスが決めて3-0と勝負が決した。

 2試合連続でPK戦を制して勝ち上がってきたクロアチアは、完敗で3位決定戦に回ることとなった。チームの心臓であるモドリッチは後半36分に途中交代となったが、その際の観客の反応に英メディア「スポーツ・バイブル」は注目。「多くのアルゼンチンファンがルカ・モドリッチにスタンディングオベーションを送った。彼はそれに値する」と報じた。

 記事では「世代のベストMFの一人であるモドリッチはアルゼンチンとクロアチアの両方のファンからスタンディングオベーションを受けた」と伝え、「モドリッチはスタジアムの至るところからセンセーショナルな拍手喝采を受けた。選手交代のボードが掲げられると、多くのファンがモドリッチのために拍手することを決め、感情的な瞬間になっていた」と描写している。

 2018年のロシア大会ではチームの準優勝とともにMVPを獲得したモドリッチ。優勝には手が届かなかったが、2大会連続で見事な輝きを放っていた。

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