アーセナル冨安、今冬“トレード説”の真偽は? 海外ジャーナリスト「インテルは検討してない」
インテルのオランダ代表DFダンフリースとのトレード案浮上
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はイタリア1部インテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースとのトレード案が浮上していたが、移籍情報のスペシャリストであるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がこれを否定した。英メディア「Caughtoffside」が伝えている。
ダンフリースはオランダがベスト8まで進んだカタール・ワールドカップ(W杯)で右ウイングバックとして全5試合に先発出場。特にベスト16のアメリカ戦では1得点2アシストと強烈なインパクトを残した。
その活躍を受けて移籍の噂が過熱。イングランド1部アーセナルが関心を持っているとされ、イタリアメディアは冨安とのトレード案が報じられた。
しかし、ロマーノ氏は「インテル・ミラノは現状、デンゼル・ダンフリースのトレード移籍を検討していない。少なくとも今シーズン終了までは彼をチームにとどまらせることが絶対的なプライオリティー」とこの噂を否定的に語った。インテルが冬の移籍市場でこの26歳のサイドバックを手放すことはないとしたうえで、アーセナル側も獲得に動くことは考えにくいと強調した。
「アーセナルが関心を持っていて、冨安健洋を含むトレードの話もあるが、アーセナルがそこに大金を投じるとは思えない」
今季の冨安は負傷の影響で開幕に出遅れたものの、徐々に出番を増やし、昨シーズンまでの定位置だった右サイドバックではなく左サイドバックとしての起用に応えた。最終ラインのすべてをカバーできるユーティリティー性は今のアーセナルに欠かせない存在なだけに、トレード要員として放出される可能性は極めて低そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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