【W杯】「明確なファウルだ」 イングランド×フランス、“PK疑惑”シーンに海外記者が見解「VARが判定できるのは…」
「ケインの脚のどの部分がラインに対してどの位置なのか」が論点
ファウルの地点がライン上か否かは、「日本代表のスペイン戦での決勝ゴールのボールのように、証明する証拠の重さがVARに求められるということになる」と記事では話を展開。「ケインの脚のどの部分がライン(ラインはボックスの中にあるため、そこにかかるとペナルティーとなる)に対してどの位置なのか」が論点になるとしている。
この点においてジョンソン氏は「テレビに映し出されたアングルは決定的なものはなかった」とし、「ペナルティーエリアのラインに正対しているカメラだけがVARに最良の証拠を与える」と指摘した。
しかしこの映像は、今の仕組みではVARと主審にのみ共有される。ジョンソン氏は「すべてはバックグラウンドで進行し、誰もがそのプロセスについて推測することになる。今のところFIFA(そしてUEFAも)は、チームが見ているものをサポーターに見せることさえ渋っているのだ」と現行の体制に苦言も呈していた。