カンテ、新天地候補に海外注目 バルサが関心も「難しい状況」にさせ得るクラブとは?
カンテのバルセロナ入りへPSGが“横やり”とスペイン紙指摘
今夏の移籍市場でイングランド1部チェルシーとの契約が満了したデンマーク代表DFアンドレス・クリステンセンを移籍金ゼロで獲得したスペイン1部バルセロナ。現在は、今季限りでチェルシーとの契約が満了するフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に動いているというが、スペイン紙「スポルト」は、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が横やりを入れてきていると報じている。
ハムストリングスの手術を受けて、カタール・ワールドカップ(W杯)のフランス代表メンバーから外れたカンテだが、チェルシーでプレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇の原動力になったダイナモの評価は今も高い。今シーズン限りでチェルシーとの契約が満了を迎えるカンテは、次の移籍先にスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後継者を探すバルセロナを希望しているとも言われている。
経済的な問題を抱えるバルセロナには、カンテ獲得の前に、選手が大幅な減俸を受け入れてくれるかという問題があった。ところが、冬の移籍市場の開幕が近づくなかで、PSGもカンテに関心を示したことで、より状況が難しくなったという。記事では「PSGはバルセロナほどカンテへの関心を持っていないものの、彼らが提示する金銭的な条件によっては、シャビ監督のチームは難しい状況になる可能性がある」と、フランスのクラブも選択肢に入ってくる可能性を指摘した。
来月には戦列に戻ってくることが見込まれているカンテだが、クラブでも、代表でも世界一になった経験のある名手は、自身の将来にどのような決断を下すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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