“海外組依存”脱却へ! J屈指の決定力・小林悠がイラク戦で初ゴール誓う

「川崎で持っているような責任感を」

 小林は、スタメンのチャンスが回ってくるかどうかよりも、試合に出た時の状況に応じたプレーを心掛けるとイメージしている。そして、所属の川崎フロンターレではエースとしてプレーし、チームの浮沈が自身に掛かっているという思いでプレーしていることを、代表チームにも持ち込みたいと意気込んだ。

「フロンターレで持っているようなチームの中での責任感を持ちたいです。海外組に頼る気持ちを持ってはいけない。イラクはサイドバックとセンターバックの間が狙い目だし、そういうところに入り込めるのが自分の特長です。相手のスキをつく自信はあるし、動き出しで背後やダイアゴナルの動きでチャンスを作る」

 日本代表では6試合159分間の出場でいまだにゴールは挙げられていない。とはいえ得点感覚はリーグでの結果が示すように国内トップクラスだ。すでにホームで1敗し楽観視できない状況の中で、小林はゴールでハリルジャパンの暗雲を切り裂くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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