「すべてを見透かされている」 2022年J1王者守護神が対戦して衝撃を受けた3人
“圧倒的余裕感”を持つ日本人選手とは?
そして最後に、川崎フロンターレでプレーする元日本代表MF家長昭博だ。レアンドロ・ドミンゲスと同じく2018年シーズンにはリーグMVPを受賞したJ屈指の実力者。高丘は横浜FC時代の2016年シーズンに天皇杯4回戦で大宮アルディージャと対戦し、そこでPKキッカーを務める家長と1対1で向かい合った。
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「あの時もやっぱりイニエスタ選手やレアンドロ選手と同じような感覚。僕がどこへ飛んでも決められるという余裕があるのを感じました。あの“圧倒的余裕感”はなかなかほかの日本人選手にはいない雰囲気だと感じました」
3人に共通するのは卓越した技術と視野の広さを備えたチームの司令塔を担う選手ということ。高丘は牙を向く獣のようにゴールに迫るストライカーよりも、冷静にそして巧みにゴールを奪いにくる選手の脅威を肌で感じていたようだ。
[プロフィール]
高丘陽平(たかおか・ようへい)/1996年3月16日生まれ、神奈川県出身。横浜FCユース―横浜FC―鳥栖―横浜FM。J1通算111試合0得点、J2通算41試合0得点、J3通算4試合0得点。得意のロングキックだけでなく、勇敢な飛び出し、スペースのケア、ハイボールの処理と総合力の高い現代型GK。2022年はチーム唯一となるリーグ戦全試合出場でリーグ最少タイ失点のハイパフォーマンスを披露し、自身初のJリーグベストイレブンに輝いた。