【W杯】ポルトガルDFペペ、敗退に怒り爆発 アルゼンチン審判団を批判「受け入れられない」
モロッコに0-1で敗れてベスト8敗退、ポルトガルのペペが審判批判を展開
現地時間12月10日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でモロッコ代表とポルトガル代表が対戦し、1-0と勝利したモロッコがアフリカ勢として史上初のW杯ベスト4に駒を進めた。試合後、敗れたポルトガルのDFペペはアルゼンチンの審判団へ批判を展開している。英紙「メトロ」が報じた。
試合は前半42分、モロッコが左サイドからゴール前にクロスを入れるとFWユスフ・エン・ネシリが驚異的なジャンプ力からヘディングシュートを叩き込んで1-0とリード。劣勢のポルトガルは後半6分、DFジョアン・カンセロとFWクリスティアーノ・ロナウドを同時投入して反撃に出ると、後半19分にはMFブルーノ・フェルナンデスが決定機を迎えるも決められず、そのままモロッコが1-0で逃げ切った。
試合後、「怒りだ。後半にプレーできなかった。プレーさせてもらえなかったからだ」と吐露したのかペペだ。「相手GKは常にスローダウンし、アディショナルタイムは8分しか追加されなかった」と語り、「メッシとアルゼンチンが話していた昨日の出来事のあと、今日アルゼンチンの審判が笛を吹くことは受け入れられない」と言及。前日のアルゼンチン代表対オランダ代表の一戦でイエローカードが15枚飛び交い、アルゼンチンのFWリオネル・メッシが審判団を批判していた。
そうした出来事のあと、アルゼンチンの審判をこの日の一戦に任命したことに不満を漏らしたペペ。「今日フィールドにいた審判団はアルゼンチン人だ。これ以上何を言えばいいのか」と怒りは収まらず、「サッカーをやっていたのは我々(ポルトガル)だけだった」と嘆いた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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