渾身ヘッドのレスター岡崎を米メディアが高評価 次節チェルシー戦での先発復帰に期待感示す

サウサンプトン相手にリーグ戦3試合ぶりの出場 抜群の得点嗅覚を示す一撃を放つ

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は、2日の本拠地サウサンプトン戦で後半21分から途中出場し、リーグ戦3試合ぶりの出場を果たした。後半30分にゴールのわずか右に外れる惜しいヘディングシュートを放つなど見せ場を作った岡崎について、アメリカメディアは高く評価。次節15日の敵地チェルシー戦での先発復帰に向けて足がかりを作ったと分析している。試合はスコアレスドローに終わった。

 0-0で迎えた後半21分、“侍ストライカー”に出番がやってきた。エースFWジェイミー・ヴァーディの代わりにピッチに立つと、同30分に持ち味を見せた。左サイドMFデマライ・グレイからのクロスに、ニアサイドへ飛び込む。岡崎の背後に逸れたクロスに対し、日本が誇る点取り屋は下がりながら体を投げ出し、難しい体勢からヘディングシュート。惜しくもゴールはならなかったが、岡崎の抜群の嗅覚を示す一撃となった。

 アメリカのスポーツ専門テレビ局「ESPN」は、途中出場の岡崎に及第点の6点を与えている。最高点はスーパーセーブでチームを救ったGKキャスパー・シュマイケルの8点、MFダニー・ドリンクウォーターの7点に次ぐ、チーム3位タイの評価となった。

 寸評では「枠を外したが、ヘディングで決定機があった。彼のもたらす守備的な貢献により、敵地のチェルシー戦で先発する可能性は十分にある」と評価されている。

 

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