「このままだったらW杯呼ばへんぞ」 本田圭佑が明かす岡田監督から言われた愛ある檄
岡田氏はロシア移籍後の本田の成長に舌を巻く
ワールドカップに3回出場し、「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当するMF本田圭佑は、2010年の南アフリカW杯を監督と選手としてともに戦った岡田武史氏と「ABEMA」でスペシャル対談「岡田武史×本田圭佑 特別対談@ドーハ」を実施。全編が公開されたなかで、当時のエピソードを明かしている。
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南アフリカW杯の日本は、本大会で本田を0トップ気味に採用し、ハードワークをベースとした戦術でグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦でパラグアイ代表にPK戦の末に敗れたが、2回目のベスト16で大会を終えた。
本田は岡田氏とのスペシャル対談で、「オランダでやっていた時(2008~09年)に、『お前、このままだったらW杯呼ばへんぞ』みたいなことを言われて」と告白。これには岡田氏は「そんなこと言ったけ?」と苦笑いしながら、当時の本田とのやり取りを明かした。
「部屋に呼んでな。お前(本田)を左に使って、(中村)俊輔を右に使って、お前が全然良くなかった。『お前、右サイドじゃないとできないのか』と。そうしたら、『僕が左(サイド)でやらないといけないのは分かっている。日本代表には右に俊輔さんがいるのは分かっているので。もう1回チャンスをください』と言ってきて。ロシア(2010~13年/CSKAモスクワ)で見た時に変わっていて、『コイツ、ものになるかもしれない』と思った」
2013年12月には世界的名門のイタリア1部ACミランで「10番」を背負うまでになる本田の成長は、名将の岡田氏でも予測できなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)