エースFWジェズス負傷のアーセナル、4選手を代役にリストアップか 英メディアは“補強難航”を懸念
W杯でも活躍のガクポやユベントスのヴラホヴィッチらをリストアップか
今シーズンのプレミアリーグで首位を走るアーセナル。好調のチームを牽引していたのは、開幕前にマンチェスター・シティから加入したブラジル代表FWガブリエル・ジェズスだった。ここまでリーグ戦14試合で5得点6アシストの活躍を見せたアタッカーは、カタール・ワールドカップ(W杯)のカメルーン戦で右膝を負傷し、すでに手術を行った。全治までは約3か月の見込みだという。
英メディア「THE BOOT ROOM」は、アーセナルが1月の移籍市場でジェズスに代わるストライカーの補強に動くと報じ、「4人のストライカーが獲得リストにいる」とした。
名前が挙がったのは、オランダ1部PSVのオランダ代表FWコーディ・ガクポ、イタリア1部ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ、イタリア1部ローマのFWタミー・アブラハム、そして、フランス1部リールに所属するカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの4選手だ。
記事では「この4選手はしばらくの間、アーセナルとの関係が報じられている。そのうち2人(ヴラホヴィッチとアブラハム)は、過去にエミレーツへの移籍を断っている。4人の選手はいずれもアーセナルにとって素晴らしい補強になるが、来月、加入するかどうかは見てみないと分からない」と報じている。
カタールW杯での活躍もあり、評価を高めているガクポは、今シーズン13得点17アシストを記録。「このリストでも突出した選手」と評価されている。リーグ・アンで9得点3アシストのデイヴィッド、ユベントスで15試合に出場して7得点3アシストのヴラホヴィッチも、W杯に出場した。イングランド代表を外れたアブラハムは、昨シーズンは27得点を記録したが、今シーズンは20試合で4得点と数字を残せていない。
選手のアピールの場でもあるW杯を経て、1月の移籍市場で各選手はアーセナルからオファーを受けることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)