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低調な“モウ・ユナイテッド” 7試合での「勝ち点13」は昨季の前体制を「3」下回る
ホームでストークに勝ちきれず1-1のドロー
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは2日、プレミアリーグ第7節でストークと対戦。ホームで1-1と引き分け、勝ち点1を得るに止まった。今一つピリッとしないチームはまたも足踏みをして、開幕から7試合で得た勝ち点13はルイス・ファン・ハール前体制の同時期よりも「3ポイント少ない」状況となっている。
ユナイテッドは主将FWウェイン・ルーニーを公式戦3試合連続のベンチスタートとしてこの一戦に臨んだ。スコアが動かないまま後半を迎え、ようやく均衡が破れたのはルーニー投入からわずか3分後のことだった。後半24分、ルーニーと同じタイミングで途中出場していたFWアンソニー・マルシアルが、左サイドから中央にパスをはたいてエリア内に走り込む。パスを受けたルーニーはボールを失ったが、こぼれ球が絶好のポジションにいたマルシアルのもとへ。これを豪快に右足で蹴り込んでネットを揺らした。
しかし、粘りを見せたストークは同37分に、ウェールズ代表MFジョー・アレンが同点ゴールを奪い追いついた。ユナイテッドは失点直後にMFアンデル・エレーラを下げて背番号「7」のFWメンフィス・デパイを投入。ルーニーを3列目にシフトし、より攻撃的なシステムで勝ち越しを狙った。しかし、エリア内からFWズラタン・イブラヒモビッチが放った右足のシュートはGKリー・グラントの好セーブに防がれ、MFポール・ポグバのヘッドはクロスバーを叩くなど、次の1点が遠かった。
これで今季は7試合を戦い終えて4勝1分2敗で勝ち点は13。順位は6位となっている。これに対し、ファン・ハール前監督が率いた昨季は同時期の勝ち点が16で、当時は首位だった。最終的には4位に終わったとはいえ、ここまでの戦いぶりは昨季を下回るものになっている。
復権を託されたモウリーニョ監督だが、公式戦3連敗を喫するなど、“赤い悪魔”で苦戦を強いられている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images