長谷部、“アギーレ式キャプテンシステム”を語る 「チームを引っ張ることを求められている」

 

「自分もキャプテンをやってきて色んな気持ちがある」

 

 ハビエル・アギーレ監督に主将を任された日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)が現代表の独特なキャプテンシステムについて語っている。

「僕は1回目(の合宿)にしかいなくて、途中でいなくなってしまったけれど、多分毎回3人挙げる感じだと聞いています。みんなの前で言われただけなので、明日(14日)、そのうちの3人の誰がキャプテンマークを巻くかわからない」

 ホンジュラス戦前日練習前の円陣で指揮官に任命された長谷部は「キャプテン3人制」についてこう語った。長谷部はアギーレ監督就任直後の日本代表合宿に招集されたが、負傷を理由に途中離脱。今回、他のキャプテン2人は新体制でキャプテンマークを巻き続けてきたACミラン本田圭佑に加え、ベテラン遠藤保仁が指名された。

「自分もキャプテンをやってきて色んな気持ちがあり、それもみなさんにも話しましたし、そういう形の中で最終的に決めるのは監督だと思う。受け入れるかどうかは特に話しているわけじゃない。他の2人を見ても経験ある。(アギーレには)チームを引っ張っていくことを求められている。その思いをくみ取りたい」

 2010年ワールドカップ南アフリカ大会からキャプテンを任され、ブラジル大会でも先頭に立った。しかし、結果は1次リーグ2敗1分けの惨敗。再びキャプテンを任された長谷部がどのような形でチームを引っ張っていくのか、注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング