【W杯】南野拓実「今思うと…」 PK戦の驚くべき強化策、リバプール時代のエピソード告白「全員がやっていた」
PK戦に最先端技術を用いた強化策、リバプール所属当時を回想
チームとして、PK戦の強化に時間を割くことは「すごく難しい」と南野も同調するが、個々で技術をアップさせることは可能だと考えている。
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「代表チームでPK戦になる機会は、あまりない。国際試合とか、大会でしかPK戦はない。現代サッカーだとPKに対しての作戦がいろいろある。GKを見て蹴るのか、助走をするのか、メンタル的なところでルーティンを作るか、作らないか。笛が鳴った瞬間に蹴るのか、いろんなことがある。そういうのを選手各々が、考えながら一番自分の間で蹴れるやり方を身に着ける必要があるかなと思いました」
さらに、2020年から22年まで、世界屈指の名門であるイングランド1部リバプールに所属していた南野は、当時のチームの取り組みを明かした。
「リバプールでは、頭に何かをつけて脳波を図ったりして、笛が鳴った瞬間に蹴るほうがいいか、一呼吸おいてから蹴るほうがいいかというのは、セットプレーのキッカーは、全員がやっていた。そういう最新の科学を取り入れてやるのは、自分のルーティンやパターンを作る良い機会にもなると思う。『なんでそんなところに、そんなお金を使うの』と思うかもしれませんが、今思うと、そういう細かいところが勝負を分けると思った」
2010年の南アフリカ大会、そして今回と4度のうち2度、PK戦でベスト8進出を阻まれている日本。一見、異常にも思えるほど、細部にこだわった強化ができるかが、新しい景色を見るためには必要なのかもしれない。
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