【W杯】クロアチア戦出場16人を英記者が採点 PK失敗の南野は「ミステリー」と酷評

W杯初ゴールを決めた前田大然【写真:徳原隆元(FOOTBALL ZONE特派)】
W杯初ゴールを決めた前田大然【写真:徳原隆元(FOOTBALL ZONE特派)】

W杯初ゴールの前田は「適切なタイミングで適切な場にいた」

<MF/FW>
■伊東純也(スタッド・ランス) 6点
 序盤から堂安との連係で右サイドを押し上げた。クロアチアのディフェンスをこじ開けるようないいクロスを上げていたが、前田や長友にはミリ単位のわずかなズレで合わなかった。

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■守田英正(スポルティング) 6点
 遠藤とともに中盤の底で静かに役割を果たした。サムライブルーの攻撃の起点になろうと、素早くボールを前に運ぼうとする姿が何度も見られた。

■遠藤航(シュツットガルト) 6点
 チームの中心としても強固なパフォーマンス。モドリッチへ早い段階でのチャレンジは、レアル・マドリードの選手にとって厳しい夜となることを予感させるものだった。

■長友佑都(FC東京) 6点
 2大会連続で「あの時こうしていれば……」と思いながらW杯を去ることになった。伊東の低いクロスにもう少し早く反応していれば、日本が先制できていたかもしれない。輝かしいキャリアに対して、残念な結末が待っていた。

■堂安律(フライブルク) 6点
 クロアチアのディフェンスを常に脅かす存在、日本の扇動者だった。前田のゴールを演出したあとは試合が進むにつれて影響力が弱まっていったが、効果的なプレーを見せていた。

■前田大然(セルティック) 6点
 絶え間ないランニングと努力で、ついにW杯初ゴールを決めた。適切なタイミングで適切な場にいた。

■鎌田大地(フランクフルト) 6点
 これまでの試合と比べればかなりいいパフォーマンスだった。堂安とサイドを入れ替えながら、クロアチアに問題を引き起こした。

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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