三笘はクロアチアに警戒されながら、長い距離を運んで鋭いシュートで見せ場も

■三笘 薫（ブライトン）＝★★★☆☆（←後半19分IN）
　グループリーグの3試合で日本の反抗のスイッチになったドリブラーは、クロアチアに徹底的に警戒されて、なかなか思うようにボールを受けられなかった。それでもカウンターの際にボールを持つと長い距離を運んで鋭いシュートを枠内に飛ばすなど、好調ぶりを見せた。スペイン戦に続き、改めて守備力も高いレベルにあることを示している。

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■浅野拓磨（ボーフム）＝★★☆☆☆（←後半19分IN）
試合後のミックスゾーンでは、自ら「クソみたいなプレー」と猛省した。最終ラインの裏へ走る自信が得意とする形でボールを受けようとしたが、周囲との呼吸が合わず。ボールを止められない場面もあり、決定的な場面を作れず。身体を張ってボールを収めた場面もあったが、機能したとは言い難かった。

■酒井宏樹（浦和レッズ）★★★☆☆（←後半30分IN）
　途中出場を果たして、初戦のドイツ戦（1-2）以来のピッチに立つ。しかし、審判との相性も悪かったのか、空中戦では多くのファウルを取られた。怪我明けとは思えない力強いプレーで、右サイドの守備を固めた。

■南野拓実（ASモナコ）＝★★☆☆☆（←後半42分IN）
　試合の最終盤に攻撃の切り札としてピッチに投入される。普段どおりの相手へのプレッシングやボールをつなぐ場面は見せたものの、ゴールを予感させるようなインパクトのあるプレーを攻撃面では示せず。志願して蹴ったPKでも一番手として決められずに、屈辱にまみれる大会となった。

■田中　碧（デュッセルドルフ）＝★★★☆☆（←延長ハーフタイムIN）
　結果的に今大会の最後の交代カードとなった。中盤を幅広く動き、攻撃と守備の両面で味方をサポートした。緊張感のある状況でもあり、パスさばきでミスもあった。