5戦22得点のドルトムント攻撃陣が沈黙… 香川は4戦ぶり途中出場もレバークーゼンに0-2と敗戦

敵地で難敵に完敗を喫し、今季2敗目で3位に後退

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは1日、ブンデスリーガ第6節で昨季3位のレバークーゼンと敵地で対戦。0-2で敗れ、今季2敗目を喫した。香川は後半26分から途中出場し、第3節のダルムシュタット戦以来、公式戦で4試合ぶりのピッチに立ったが得点には絡めなかった。

 ドルトムントは膝に問題を抱えるFWシュールレがメンバー外となり、DFバルトラも引き続き欠場。主将DFシュメルツァーもベンチスタートで、これまで中盤起用の多かったポルトガル代表DFゲレイロが左サイドバックに起用された。これで1つ空いた中盤センターのポジションにはMFローデが入り、MFカストロとコンビを組んだ。

 しかし、ドルトムントはボールを奪われてからの切り替えが早いレバークーゼンのプレスの前に手を焼き、攻撃は機能性を欠いた。レバークーゼンは前半10分にMFチャルハノールの右CKからFWメーメディが頭で押し込み先制に成功した。

 ゲレイロが中盤まで上がり、ビルドアップ時に3バックとなる変則的なシステムでスタートしたドルトムントだが、ミスが目立ってリズムを作れずに苦しんだ。前半終了間際にゴール前でMFデンベレに決定機が訪れるも、シュートは大きく枠を外れ、ここ5試合で22得点と躍動する攻撃陣の勢いは影を潜めた。

 

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