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Rマドリードのフランス代表DFヴァランにチェルシー、マンUが熱視線 レアルは条件次第で交渉に応じる構え
イエロも絶賛する21歳の若き才能
レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランがチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド(マンU)から関心を寄せられていることが明らかとされている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
レアルではスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ポルトガル代表DFペペという世界トップクラスのセンターバックが守備陣の主軸を担っているため、ヴァランの出場機会が限定されている。
カルロ・アンチェロッティ監督は今冬での放出を容認する意向であり、クラブ側も1900万ポンド(約35億円)のオファーがあれば交渉の場を設ける姿勢を示しているという。
フランス代表DFの獲得にはチェルシーが最も有利な立場にあると見られている。ブルーズを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督は、白い巨人を率いていた時代に、まだその名を知られていなかったヴァランの才能を開花させた恩師でもある。
それに対しマンチェスター・Uは、ヴァラン争奪戦に敗れた場合、バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケの獲得に向け早急に動くとのこと。
「彼にはすべてが備わっている。ボールをうまくコントロールできるし、ポジショニングも素晴らしい。圧倒的な選手だよ」
レアル・マドリードのレジェンドであり、世界最高のセンターバックとしてサッカー界の歴史にその名を残している元スペイン代表フェルナンド・イエロ氏も21歳の若き才能に対しての賛辞を惜しまない。未来のサッカー界を担う逸材が来季に袖を通すユニフォームの色は、白か、青か、または赤なのか。今冬の移籍市場でその動向が注目されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images