槙野への右パンチでアデミウソンが一発退場! 今季最多失点にG大阪監督は“ボランチ機能不全”を指摘
指揮官が挙げた敗因はボランチの機能不全
G大阪は、終わってみれば今季最多となる4失点で大敗を喫し、昨季CSで浦和を下したスタジアムで苦杯をなめた。さらに、一発退場のアデミウソンには出場停止処分が科される。
もっとも長谷川監督は浦和戦の敗因に、エースFWの退場ではなく、ボランチの機能不全を挙げている。この日は、MF井手口陽介と遠藤がコンビを組んでいた。
「ダブルボランチのところにプレッシャーをかけられて、ゲームが若干落ち着かなかった。そういうなかでも前半は1失点に抑えていたので、後半はしっかりとパワーを少し上げて戦おうという話をした。前半はゲームをコントロールできなかったが、終盤あたりから落ち着いてきた。悪いなりに選手たちもコントロールしてやってくれたと思う」
昨季、CS準決勝で浦和を破って決勝に進んだG大阪にとっては“手痛いリベンジ”をされた形で、ステージ優勝だけでなく年間勝ち点3位からも後退した。指揮官は「切り替えてやっていくしかない。残りのシーズンをいい形で終えられるように戦っていきたい」と口にしたが、上位陣がここから総崩れしない限り、G大阪のリーグ戦は残り3試合で終わりを告げる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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