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ドイツメディアが「ドルトムント敗北者4人」に香川を選出 スタメン奪取は「望みなし」と辛辣
序列は4番手、あるいは5番手まで降格
香川は、シーズン開幕を告げるバイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップやブンデスリーガ開幕戦のマインツ戦では、4−2−3−1システムのトップ下として先発出場した。しかし、さしたるインパクトは残せず次第に出番を失った。現在は4−1−4−1システムのインサイドハーフのバックアッパーという立場。カストロ、ゲレイロ以外にも、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、元U-21ドイツ代表MFセバスティアン・ローデも控えており、序列では4番手、あるいは5番手まで降格している。
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、10月のワールドカップアジア最終予選の本拠地イラク戦と敵地オーストラリア戦に向けた代表メンバーに苦境の香川を招集した。会見では「ドルトムントには世界でも有数の選手がいる。誰と競争しているか。(アンドレ・)シュールレとゲッツェだ。かなりのハイレベルな選手だ」と擁護していたが、出番のない状況が続けば、その立場はさらに危うくなりそうだ。
ドイツ地元メディアから「望みなし」と断言された日本の背番号「10」は、再び定位置を取り戻すことはできるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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