クロアチア紙が日本戦について言及「日本のラインナップはスペイン戦と似るはずだ」

　森保一監督率いる日本代表（FIFAランク24位）は現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ（W杯）決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表（同12位）と対戦する。クロアチア紙「ヴェチェルニ・リスト」は「最大の脅威は後半」と試合を展望し、「W杯で最も危険な2人の選手」と名指しで警戒を強めている。

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　スペイン戦で3バックを採用した日本は前半に失点したものの、後半頭からMF堂安律とMF三笘薫を同時投入すると流れが一変。後半3分に堂安のミドルシュートで追い付くと、同6分には三笘のクロスをMF田中碧が押し込んで2-1と逆転した。

　記事では「スペイン戦とドイツ戦で日本の戦術は一番力を発揮した。クロアチアのプレースタイルは、ドイツよりもスペインに似ているため、日本のラインナップはスペイン戦と似るはずだ」と分析し、日本が3バックを再び採用すると見ている。

　そんななか、試合のポイントとして挙げたのが後半の戦いだ。「日本の試合を分析すると、このW杯で最も危険な2人の選手がスタメンに含まれていないことが分かる。これは、これまでのところ非常に機能している森保監督の戦術の一部だ」と指摘した。

　2人とは堂安と三笘を指しており、「ドイツ戦、スペイン戦とも、クリエイティブな攻撃的選手である堂安と三笘が後半から出場している」と言及。流れをガラッと変えるキーマンとして強力アタッカーコンビを警戒しているようだ。