【W杯】モドリッチは「どれだけ褒めても褒め足りない」 クロアチア監督が絶賛「あらゆる面で前例を見ない選手」
「我々のチームには素晴らしい個々の選手で成り立っている」とコメント
カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、クロアチア代表は日本代表と対戦する。試合前日の12月4日の公式会見に臨んだクロアチアのズラトコ・ダリッチ監督は、チームの10番を付ける2018年のバロンドール受賞者を絶賛した。
前回大会でクロアチア代表を準優勝に導く活躍を見せたMFルカ・モドリッチは、37歳となった現在もトップレベルでプレーを続け、代表でも中心選手であり続けている。今回がキャリアで最後のW杯になると見られているなか、ダリッチ監督はその去就については言及しなかったが、モドリッチを絶賛しつつ、彼がいなくなった後もクロアチア代表が変わらないであろうポイントについて語った。
ダリッチ監督は、「私が言えるのは、彼(モドリッチ)はどれだけ褒めても、褒め足りない選手だ。クロアチアに対する彼への貢献。彼のプロとしての態度、トレーニングでの働きぶり、継続的な自己改善。あらゆる面で前例を見ない選手だ」と称賛した。
そして、この会見に同席したドイツ1部ライプツィヒDFヨシュコ・グバルディオルを引き合いに、「グバルディオルもそうだが、ルカ(・モドリッチ)も同じように、我々のチームには素晴らしい個々の選手で成り立っている。そして、一丸となることで個々がベストのパフォーマンスをすることで機能している。未来も、そのようになっていくと信じている」と語った。
1998年W杯の初出場時に3位となり、前回大会でW杯準優勝したクロアチア。同国における史上最高の選手といえるモドリッチと共に悲願の優勝を目指すなか、彼らは日本戦でどのような戦いを見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)
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