レアル元会長がCロナウド獲得の秘話を明かす

マンU側はバルセロナにロナウド獲得を提案

 

 さらに、ロナウドにバルセロナ行きの可能性があったことも明かした。

「アレックス・ファーガソン氏(前マンU監督)はレアル・マドリードを毛嫌いしていて、バルセロナに彼の獲得を提案していた。バルセロナもそれを了承し、相当額の違約金を用意することを約束していた。しかし、彼らは一番大事なことを考慮していなかった。それは、クリスティアーノ自身の気持ちだ」

 自信に満ちた表情でカルデロン氏は語った。

「彼は言ったんだ。『レアル・マドリード以外にはない』とね」

 ポルトガルのエースは、レアル・マドリードに加入後、公式戦263試合に出場し、275得点という圧巻の成績を残しており、今季はリーグ戦10試合の出場で18得点というリーガ最速得点記録を樹立している。当時ペレス会長が獲得を反対していた男は、いまや世界最高のスーパースターとして白い巨人を牽引し、本拠地サンチャゴ・ベルナベウに栄光と歓喜を呼び込んでいる。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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