【W杯】森保ジャパン「グループリーグ通信簿」 文句なしの“Sランク”評価は6人…出場全選手&監督を査定
優勝候補ドイツ、スペイン撃破で“株を上げた”指揮官
■監督
森保 一【評価:S】
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日本が日本がこれまで出場した過去6大会のW杯と比較しても、優勝経験のあるドイツ、スペインと同組になった今大会は、最も厳しい組み合わせであったことは間違いない。理想を言えばコスタリカ戦でもターンオーバーを行わずに明確に勝利を目指して、その時点でW杯出場を決め、スペイン戦は主力を温存できれば最高だったが、そんな要求をしたくなくなるくらいの結果を出している。このグループを最終的に首位通過して世界を驚かせたのだから、S評価以外は付けようがない。自分を犠牲にすることを厭わずにチームのために戦える26人の選手を選出し、短い準備期間のなかで、どちらかというとこれまでは守備時の逃げ切りのためのオプションだった3-4-2-1を攻撃的に使ってドイツ、スペインを撃破したことで国民からの支持を取り戻した。この先の戦いでは、日本の戦いもより緻密に分析されてくる。その時に、さらなる幅を見せられるか。