【W杯】判定に不満? ウルグアイ代表FWカバーニが「VARをK.O」…試合後の“怒りのパンチ”に海外注目
ガーナに2-0で勝利も総得点差で決勝トーナメント進出は叶わず
ウルグアイ代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグH組最終戦でガーナ代表に2-0で勝利し、勝ち点で韓国代表と並んだが、総得点差で及ばずに敗退が決まった。試合後、ウルグアイのFWエディンソン・カバーニがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のモニターを殴る瞬間が目撃されており、海外でも賛否が起こっている。
ウルグアイは前半にMFヒオルヒアン・デ・アラスカエタが2ゴールを奪い、そのリードを守って2-0で勝利。しかし、同時刻キックオフのカードで韓国代表がポルトガル代表に2-1で勝利したことで、韓国に総得点で及ばず無念の敗退となった。
この試合では、2-0で迎えた後半アディショナルタイムにウルグアイにビックチャンスがあった。ペナルティーエリアに侵入したカバーニに相手DFが後ろから接触。このシーンではVARの介入もあったが、ウルグアイにペナルティーキック(PK)は与えられなかった。
試合後、カバーニは判定に不満が募ったのか主審が映像を確認するVARのモニターを殴る場面が目撃され、海外メディアでもさまざまな形で取り上げられている。英メディア「スポーツ・バイブル」では「VARモニターを物理的に攻撃」と紹介。「カバーニが VAR モニターに向かって大声で叫び、パンチをお見舞いしその過程で機械を倒した」と状況を説明した。
ブラジルのスポーツ専門チャンネル「TNT Sports」でも「ウルグアイが敗退した後、カバーニは VAR モニターを殴った」と画像とともに取り上げており、SNS上ではファンから「カバーニ対VAR」「VARをK.Oした」「VARに怒り露わ」「なんて酷い行為だ」と声が上がっている。
総得点差であと1歩、グループリーグ突破が叶わなかったウルグアイ。カバーニの最後のプレーがPKだったならば、3点目を獲得する大きなチャンスとなっていただけに、気持ちが高ぶってしまったのかもしれない。