【W杯】スペイン戦出場16人を英記者が採点 遠藤不在を補った“決勝男”…流れを変えた2人のアタッカーとともに絶賛

サブ起用に答えた三笘と堂安を8点評価、冨安は終盤出場で守備の強度を見せる

<途中出場>
■三笘薫(ブライトン) 8点
 日本代表の先発に選ばれるまでは、なぜ彼がベンチに留まっているのかという疑問は常に湧いてくるだろう。しかし、森保監督は明らかに彼をインパクトのあるサブとして起用することを好み、この試合でもそれが功を奏した。彼の諦めない姿勢が田中の決勝点をもたらした。

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■堂安律(フライブルク) 8点
 フライブルクのFWはまたもベンチから素晴らしいパフォーマンスを披露した。同点弾はシモンがほとんど何もできないほどの強烈なシュートだった。

■浅野拓磨(ボーフム) 6点
 前田との交代で投入され、スペインのバックラインを苦しめたセルティックの選手と同じようにハードワークした。それほど効果的ではなかったが、次の試合ではスタメンに名を連ねる可能性がある。

■冨安健洋(アーセナル) 6点
 残り20分ほどで出場。森保監督はなぜ今大会で最も重要な2試合でアーセナルの選手を起用しなかったのかという疑問は残る。試合の最終局面で守備の強度をさらに高めた。

■遠藤航(シュツットガルト) ※短時間のため採点なし
 終盤に投入され、守備の堅固さをさらに高めた。先発メンバーから外されたのは驚きだった。

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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