“出場率50%”の惨状… 欧州カップ戦に参戦する日本人10選手のうち5人が「出番なし」
CLに参戦する日本代表3選手は全滅…
シャルケ対ザルツブルクの一戦では、ザルツブルクのFW南野拓実が後半20分からピッチに立った。同27分、右からのクロスに頭で合わせようとゴール前に飛び込んだシーンは相手DFに阻まれたものの、クリアボールをFWジョナタン・ソリアーノが押し込んでゴールが生まれた。しかし、試合はブンデスリーガで開幕5連敗中のシャルケが3-1で勝利した。
負傷で長期離脱中のシャルケDF内田篤人、スパルタ・プラハに1-3で完敗したインテルのDF長友佑都はともにメンバー外だった。
27日、28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではMF香川真司(ドルトムント)、MF清武弘嗣(セビージャ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)の3人が参戦しているが、今節のゲームではいずれも出番なし。全10選手の“出場率”が半分の50%にとどまるなど、欧州の舞台における日本人選手の苦戦は続いている。
日本人選手の欧州カップ戦(27日〜29日)出場記録は以下の通り。
◆先発フル出場
<EL>吉田麻也(サウサンプトン)
<EL>瀬戸貴幸(アストラ)
◆先発出場
<EL>武藤嘉紀(マインツ) →後半39分/1ゴール
<EL>久保裕也(ヤングボーイズ) →後半45+1分
◆途中出場
<EL>南野拓実(ザルツブルク) ←後半20分
◆ベンチ入りも出番なし
<CL>清武弘嗣(セビージャ)
<CL>岡崎慎司(レスター・シティ)
◆メンバー外(負傷中)
<CL>香川真司(ドルトムント)
<EL>長友佑都(インテル)
<EL>内田篤人(シャルケ)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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