U-16日本代表、久保が後半途中から出場も不発 2-4でイラクに敗れ12年大会以来2大会ぶり決勝進出ならず
幸運な形で一時2-1と日本がリードしたが…
同点としたことで日本は落ち着きを取り戻し、ボールを支配し始める。すると同42分、左サイドで山田がドリブル突破で仕掛けて、グラウンダーのラストパスを送る。これを宮代が相手GKの手元で合わせようとしたがボールに触れられない。しかし、この動きに惑わされたのか、相手GKもセーブすることができず、そのままボールはゴールへと吸い込まれる。少々幸運な形ながら山田の2点目で2-1と逆転に成功して前半を折り返した。
後半に入って同6分には宮代の突破から鈴木がペナルティエリア左奥深くに入り込み、浮き球でラストパス。相手GKがはじき切れず宮代が決定機を迎えてシュートを放ったものの、相手GKの身を挺したセーブに阻まれた。同9分には再び宮代が強烈なシュートを放ったがクロスバーに直撃した。
追加点を奪えそうで奪えない状況に森山監督は同14分、MF鈴木冬一(C大阪U-18)に代えて久保の投入を決断。2列目の右サイドに配置された。同16分には宮代のシュートが今度はポストに当たる。逆に同21分、イラクにセットプレーの流れから、MFムンダザールのラストパスをDFアブドゥルサダに押し込まれて2-2の同点とされた。