日本は後半6分に田中が逆転ゴールを決める

　森保一監督率いる日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ（W杯）第3戦でスペイン代表と対戦。後半に2-1と逆転に成功したなか、スペイン紙「マルカ」はVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）による確認の末のゴールに落胆を示している。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　初戦でドイツ代表に2-1と逆転勝利を収めた日本だが、先発5人を入れ替えた第2戦ではコスタリカ代表に0-1で敗れてしまう。この結果、グループリーグ最終戦となる第3戦を2位で迎えたが、スペイン戦に敗れるとグループリーグ敗退、勝利すれば決勝トーナメント進出、引き分けの場合は同時刻にキックオフされるドイツとコスタリカの試合の結果次第となる。

　日本は前半11分に先制点を奪われたものの、粘り強い戦いで0-1のまま後半へ。後半に入るとMF堂安律とMF三笘薫を投入して攻撃に転じると、同3分に堂安、同6分にMF田中碧のゴールで一気に逆転に成功した。

　田中のゴールは左サイドで抜け出した三笘のクロスから生まれたが、その際にボールがゴールラインを割った可能性があるとして、VARが介入。オンフィールドレビューを経て、あらためて田中のゴールが認められた。

　速報していたスペイン紙「マルカ」は「ゴール…が取り消し。見てみよう」と第一報を入れ、確認中は写真とともに「中央からファーポストへのパス。これを残して田中がネットを揺らした。これがその瞬間。ボールは出ていると思う」「VARの意見を待ちましょう」としていたが、ゴールが認められると「ああ、ゴールだ。田中のゴール。短時間で日本が逆転」と落胆を隠せないまま速報している。

　勝てば文句なしの突破となる日本。このまま強豪スペイン相手に“ジャイアントキリング”を成功させられるだろうか。