U-16日本代表、準決勝イラク戦で久保、棚橋はベンチスタート 日本は2-4で敗れ06年大会以来の優勝ならず
強力2トップの代役は宮代、山田コンビ
アジア有数の強豪として知られるイラクに対して、日本は同大会でともに4得点を挙げた久保、棚橋を先発に起用せず、宮代大聖(川崎U-18)と山田寛人(C大阪U-18)の2トップで臨むと見られる。なおDF小林友希(ヴィッセル神戸U-18)とMF瀬畠義成(JFAアカデミー福島U18)は負傷のため代表から離脱した。
試合は、前半19分にイラクに先制されたものの、同30分に平川の絶妙なパスから山田がドリブルで持ち込み同点ゴールを叩き込む。さらに同42分には山田のクロスがそのままゴールとなり、日本の1点リードで前半を終えて後半に突入した。
しかし後半21分、イラクにセットプレーの流れから押し込まれて2-2の同点とされてしまう。さらに同36分には瀬古がPKを献上し、2-3と劣勢に。瀬古はこのプレーで2枚目の警告を受け、日本は数的不利の状況に追い込まれる。するとアディショナルタイムに、再びPKを献上し、ダウードにハットトリックを達成されて万事休した。
イラク戦の先発メンバーは以下の通り。
GK
谷 晃生(G大阪ユース)
DF
喜田 陽(C大阪U-18)
瀬古歩夢(C大阪U-18)
菅原由勢(名古屋U18)
菊地健太(JFAアカデミー福島U18)
MF
平川 怜(FC東京U-18)
福岡慎平(京都U-18)
鈴木冬一(C大阪U-18)
谷本駿介(C大阪U-18)
FW
宮代大聖(川崎U-18)
山田寛人(C大阪U-18)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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