モロッコが首位、クロアチアが2位通過　ベルギーは3位で敗退

　カタール・ワールドカップ（W杯）のグループリーグ最終戦でクロアチア代表とベルギー代表が現地時間12月1日に対戦し、0-0で引き分け。クロアチアが突破を決め、ベルギーが大会から姿を消した。

　この一報を受けて、各国メディアが一斉にベルギーのグループリーグ敗退を報道。米放送局「CNN」は「ベルギー、クロアチアとスコアレスドローでW杯敗退決定」と速報し、「一時代の終わり？　ベルギーのいわゆる『黄金世代』にとっては、最後のダンスになるはずだった」と記している。

　またニュース専門局「euronews」は「大会前の優勝候補の一角、ベルギーがW杯から姿を消す」と伝え、中東メディア「GULF NEWS」も「これは黄金世代の終焉に違いない」と驚きを露わにしている。

　今大会の初戦でカナダ代表に1-0と勝利するも、第2戦でモロッコ代表に0-2と敗戦。第3戦でモロッコがカナダに2-1と勝利した結果、モロッコが首位、クロアチアが2位で通過を決めた。

　前回大会3位で、現在FIFA（国際サッカー連盟）ランキング2位のベルギーはグループ3位に終わり早々に敗退となり、世界に衝撃が広がっている。