アトレチコがCLホーム戦でバイエルンを撃破! 指揮官は自画自賛「最高の出来だった試合の一つ」
グリーズマンのPK失敗を親分が擁護
昨季自らがバイエルンを撃破したことを“忘れた”と冗談交じりにコメントしつつ、対バイエルン戦略も明かしている。
「フェルナンド・トーレスを使うことでシャビ・アロンソ、同じくグリーズマンでビダルを止めようと思ったんだ。ラームとボアテングに対しては、ボールを奪ったらスペースを突いてゴールを狙おうとした」
バイエルンの中盤と最終ラインの名手たちに対して、先手を取ることを意識させていた。一方でPKを失敗した愛弟子グリーズマンには、こんな優しさを見せている。
「マラドーナ、メッシ、プラティニ全員がPKをミスしている、グリーズマンもそうなっただけだ。彼はオレたちに貢献してくれているし、その働きを見てとても幸せだよ」
そう語って“親分肌”を覗かせていた。今季のアトレチコは、リーガ開幕2試合で連続ドローとやや出遅れたものの、それ以降の公式戦は順調に勝ち星を伸ばしている。シメオネ監督の下で、いよいよエンジンがかかってきた印象だ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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