【W杯】「変えられるのは未来」 権田修一、批判との付き合い方は?「何があってもプレーするのは自分」
スペイン戦の前日会見で森保監督からの言葉を明かす
日本代表のGK権田修一(清水エスパルス)は11月30日、翌日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第3節のスペイン戦の前日会見に森保一監督とともに臨んだ。そのなかで森保監督にかけられた言葉で、印象に残ったことを明かしている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
ドイツ代表との初戦(2-1)では、PKを与えるミスもあったが、その後のビッグセーブでチームの勝利の立役者となった権田。しかし、続く第2戦のコスタリカ戦では、唯一の枠内シュートを決められてしまい、0-1の敗戦を味わった。この失点シーン、権田が両手でセービングに行ったこと、適切なタイミングで止められなかったことから批判も浴びている。
ここまでの2試合に関して、「1試合目にPKを与えたけどMOMに選んでもらった。2試合目はあのシュート、準備の段階でポジション修正すれば止められたと思うので自分のミスもあった」と言い、周囲からの批判についても「批判があるのは、もちろんのこと。何があってもプレーするのは自分だし、賞賛されたから自信過剰になっても、批判されたから自信を失ってもよくない。森保さんの下でやってきたことを信じ続けてやることが大事」と、指揮官への信頼を口にした。
そんな監督からかけられた言葉で、最も印象的なものについて、権田はこのように語った。
「僕はGKというポジションもあり、常に失点に絡んでしまう。カナダ戦もコスタリカ戦の後も、『過去は変えられないが、今からは未来を自分たちの力で変えられる』と監督からは都度言われています。僕はそういうポジションなので、悔しさやもう少しできたというのもあるけど、『変えられるのは未来』という監督の言葉は大事にしているし、今までそれで何度も救われてきた」
ドイツ、スペインを破っての決勝トーナメント進出は、ほとんどの人が大会前に予想できなかった結果だろう。明日の試合に勝てば、それが達成できるところまできた日本。初のベスト8進出という未来に向けて、権田は森保監督の言葉を胸に明日のスペイン戦もゴールを守る。